ひつじぐもより、催眠をテーマにしたドラマCD「感応時間」シリーズの最新作
『感応時間14 ~虚像の半身~』が3月23日(木)に発売!
『感応時間14 ~虚像の半身~』に登場するのは、天才エンジニアに秘密裏に開発された、AIのアダム。本作で初めて女性を目の当たりにして恋に落ちます。
OS・アダム役を演じる、声優の阿部敦さんに作品の見どころやキャラクターの特徴などを伺った公式インタビューが届きましたので、作品情報とあわせてご紹介します。
阿部敦さん 公式インタビュー
収録を終えての感想
――まずは収録を終えての感想をお願いします。
OS役・阿部敦さん(以下、阿部):
非常にボリュームのある作品ではあったと思うんですけれども、独特な催眠というコンセプトがあったので、非常にゆっくりしゃべったりとか耳元で囁くようにとか、割と細かいお芝居をするであろう我々の仕事の中でもいろんな手段を使わせていただきました。
――ここまで囁くことはあまりないんでしょうか?
阿部:そうですね、もうちょっと声は出すかなあと。本当に囁くというか、もはや本当のひそひそ声だったので。
大変だった点や、気をつけた点
――今回は催眠CDということで、演じるにあたって大変だった点や、気をつけた点などありましたら教えてください。
阿部:ダミーヘッドなので、話してるところからの移動といったところに気を使ってしゃべったので、人間の動きにはなっていたかなあと自分では思ってます。AIで人間ではなくて入ってる世界も電脳世界みたいなことらしいので、本来はどういう風に動くのかはよくわからないんですけど。
――バーチャルの中でも、リアルな人間を演じることに注力されたということですね。
阿部:話している時って、ずっと真正面で話してるわけではないと思うので、同じ目線になってみたりとか、耳元に行ったりとか、横に行ったりとかみたいな動きを意識しました。
アダムについて
――「アダム」というAIは主人公に恋して心を持った設定です。演じていてアダムのことをどんなふうに思われましたか?
阿部:そうですね、非常に伸びしろがあるんじゃなかろうかという男の子なんじゃないかなと思いますけど。このまま工場長に体作ってもらったら非常に良い好青年になるんじゃないかなと思いますけど。
――結構、人間っぽいところも多かったですよね。演じていただいて。
阿部:有望株な気はしますね。
恋のライバルについて、ヒロインについて
――アダムの恋のライバルは、アダムを作った工場長「旭」なのですが、もし阿部さんがアダムだったらどんなふうにしてライバルに打ち勝ちますか? また、AIとして愛するヒロインにしてあげたいことを考えるとしたら何でしょうか?
阿部:工場長の旭のダメなとこ、いっぱい話すとかですかね。録画しとくとか。
――結構、ネチネチしてますね(笑)
阿部:AIという特性を活かすとしたら、そうなのかなみたいな。監視カメラとかいじれそうじゃないですか(笑)
――ヒロインにしてあげたい事はどうでしょうか?
阿部:ダメだな、変なことしか思い浮かばないな。いろいろプログラムいじって、旅行のスケジュールとか作れそうですよね。飛行機取っちゃったりとか、座席取っちゃったりとか、ホテルの予約を改ざんしたりとか(笑)
――その場合って、携帯等でついていくんでしょうか?
阿部:じゃないですかね? もしくは、ノートパソコンとか。
本作の聴きどころ
――それでは最後になりますが、リスナーの皆様に、聴きどころや、体感してほしいところなど、感応時間14を聴くにあたってのアドバイスをいただければと思います!
阿部: AIなので、なかなか知識と経験のバランスがとれてない、どっちかというと頭でっかちなところもあります。そこを必死に、かといって別に嫌味な感じにならず、よくわからない感情というもののせりあがるままに、行動している、ある種お若いというか、青春真っ盛りなところを楽しんでいただきたいです。
――『感応時間14 ~虚像の半身~』アダム役の阿部敦さんでした。ありがとうございました!
阿部:ありがとうございました!
ドラマCD『感応時間』シリーズとは
シリーズ10万枚以上の販売数を記録している感応時間シリーズは従来のドラマCDとは異なり、呼吸の指示やイメージの指示といった催眠の手法を取り入れています。
ダミーヘッドマイクで収録された音声のほとんどが囁きで構成されており、音声の指示に従うことで、就寝前にリラックスできたり、リアルにキャラクターを感じたりすることができます。
『感応時間13』キャラクター紹介
製品情報
タイトル | 『感応時間14 ~虚像の半身~』 |
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発売日 | 2017年3月23日(木) |
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価格 | 通常盤:2,000円+税 アニメイト・ステラワース限定盤:2,500円+税 |
出演 | OS・アダム役:阿部敦 |
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