今回は、おすすめの歴史系乙女ゲーム3作品をご紹介いたします!
激動の中国・三国時代を駆け抜ける『三国恋戦記』、伝説の円卓の騎士たちとの物語『プリンセス・アーサー』、そして、陰謀の渦巻く戦国時代を描いた『下天の華』……
どの作品も恋だけに留まらず、ハラハラすること必須!ひたむきなヒロインたちと一緒に、偉人たちを助けて歴史を切り開いていくお話から目が離せません!
『三国恋戦記』
恋に戦略に大忙し!? あの三国志の武将たちと恋愛しちゃおう♪
花が恋するお相手は、孟徳、玄徳、仲謀、孔明などの錚々たる10人のメンバー!
彼らの一人と恋に落ち、三国時代を駆け抜けます。
花が生活に慣れていく様や戦乱の厳しさ、恋していく課程など、シナリオが丁寧に書かれており、一気に物語りに引き込まれます。とても完成度が高いです。
そして、何と言ってもこの作品、とりわけ年上キャラクターとのやりとりが美味しい!
戦いの中では頼もしい年上キャラクターたちが、花にデレたりあたふたする姿に、ニヤニヤが止まりません。
それでは、以下、メインルートごとに個人的おすすめポイントを!
■砂糖菓子のごとくに激甘なキャラクター
孟徳(CV:森川智之)
気付けば息をするように花を口説いてくる彼ですが、「誰も信じられない」と言う心の壁を持っています。
孟徳と、彼を信じられない花の二人が「信じる」心を模索し、寄り添うように恋していく様子にキュンキュンが止まりません。純真無垢な花の愛らしさが一際輝くストーリーです。
また、愛故の狂行・BADエンドも、そこまでしちゃうの!? と、切なさにジタバタしてしまうこと請け合いです。
■ザ・青春ルート
玄徳(CV:三木眞一郎)
花を元の世界に帰さねばならないと思う一方で、帰したくないという止めどもない気持ちに戸惑いうろたえる玄徳の、普段の頼もしい姿とは違う一面に、思わず可愛いなと思ってしまいます。
とりわけ想いが通じ合った後の彼の暴走っぷりは愛おしく、一見の価値ありです!
ザ・青春ルートと言っても過言ではないでしょう!
■溢れる愛大きな愛
孔明(CV:杉田智和)
直球で甘えてくる孔明の姿は猫のように可愛く、ニヤニヤとしてしまいます。
しかしながら、最後まで胸の内を見せないという鉄壁の理性の持ち主でもあるのです!
胸を突き刺すような痛みと共に迎えるエンディング。
そして、エピローグでは孔明の溢れる愛に、涙で画面が見えないこと必須!
公式人気投票では一位に輝いた孔明。 ぜひ、その目で確かめていただきたい物語です!
『Princess Arthur (プリンセス・アーサー)』
逆ハーレムでトキメキが止まらない!
緻密な世界観描写に加え、各キャラクターたちのことが深く理解できるよう、じっくりゆっくりと描かれています。
王となり円卓の騎士に囲まれるという逆ハーレムのような境遇ですが、なかなかどっこい、全員が初めからアルに対して好意的なわけではありません。
ただの少女である自分では分不相応に違いない、と悩み苦しみながらも、「戦いのない世界にしたい」という理想を掲げ、王となっていく等身大のアルの姿は、とても応援したくなりました。
そして、スチルがとにかく美麗!
大胆な構図のイラストにうっとりして、思わず溜息がこぼれます!
それでは、以下、お気に入りのルートをご紹介します。
■多彩な成長・変化が楽しめる
ガラハッド(CV:岡本信彦)
そんな彼は、初めはとんでもなくツンツンしていて戸惑うほどですが、ついにデレた時には、なかなか懐かない小動物を手懐けた時のあの達成感を思い出してしまいました。
年相応にむきになるところはとても愛らしく、思わず「かわいー!」と叫んでしまったほどです。
そして、注目の告白シーンは、思わぬ出来事に微笑ましいやら感心するやら……
最終的には、ヤンデレ要素も加わるなど、多彩な成長・変化も楽しめます!
■ワイルドなオラオラ系の照れ屋さん
ガウェイン(CV:谷山紀章)
彼を褒めたり、興味を示すと、いちいち照れて反応してくれるのが可愛い。
時折見せる子供っぽいところや、嫉妬して拗ねるところも可愛いです。
しょぼくれた姿なんて、抱きしめたくなるほどです!
溢れる想いを隠しきれず、大胆な告白をしてくるシーンは初々しく、ほっぺたをつねったり、つっつきたくなるほどに愛おしくて、ニヤニヤが止まりませんでした。
■微笑ましく優しい気持ちになれるエンディング
マーリン(CV:置鮎龍太郎)
とにかくアルの気持ちから逃げます。告白してものらりくらりと躱します。
歯がみするほど生粋のヘタレ度合いは、清々しいほどです!
だからこそ、想いが通じ合った時には、雨天続きの毎日に晴れ間が差した時のような喜びを感じました。微笑ましく優しい気持ちになれるエンディングです!
- PSP『プリンセス・アーサー』
『下天の華』
密命と恋の狭間で揺らぐ、切ない思い……
まず、オープニングムービーで度肝を抜かれました。戦国時代なのにジャズ調!
オープニングだけでなく、素晴らしい音楽と共に、躍動感溢れる物語が紡がれていきます。
【『下天の華』オープニング映像】
また、主人公のほたるがとても親しみ易いキャラクターです。
心優しく、正義感に溢れ、身を挺して大切な人を守る彼女にとても好感が持てました。
恋のお相手との心の交流も丁寧に描かれており、段々と互いに恋が芽生えていくにつれ、キュンキュンも急上昇!
そして、想いが通じ合った後の怒濤の展開には思わず手に汗を握ってしまいます!
凝縮されたストーリーは、エンディングまでアッと言う間でした。
以下、個人的に大好きな萌えポイントを語ります!
■頼もしく強引なザ・キング
織田信長(CV:松風雅也)
好意を表すのも、臆すことなくストレートに伝えてきます。
その情熱ぶりたるや筆舌に尽くしがたし。強引さに惚れます。頼もしさに痺れます。
「愛い奴よ」と言われるたびに、胸が激しく高鳴りました。
ほたるの悩みを打ち払ったセリフは、余りの頼もしさに涙なくしては語れません。
王者の中の王者――信長に、身も心も痺れます!!
■甘えてくる可愛い姿にキュン
明智光秀(CV:野島健児)
光秀は横暴とも取れる冷徹な振る舞いのせいで、周りから誤解を受けていますが、実は信長への忠義にかけては誰にも負けていません。その姿はとても健気です。
また、彼がひた隠しにしている素顔は子供っぽく、甘えてくる可愛い姿にキュンとせずにはいられませんでした。
更には、それ以上は心臓がもたない! とプレイが焦ってしまうような、際どいシーンもあり……
予想もつかない最後の展開には、思わず目頭が熱くなってしまいました!
色っぽい物語は、ドキドキせずにはいられません !
■色恋に鈍感な二人の純愛
森蘭丸(CV:島﨑信長)
初めこそほたるに心を開かない彼ですが、彼女への想いを自覚し始めると、キラキラと爽やかに、とんでもなく一途にほたるを愛します。
一生懸命、彼女を喜ばせようとする姿は、こそばゆいような……何とも愛おしい。
だからこそ、密命を受けたほたるの大きな苦悩に、プレイヤーの唇からは苦い溜息がこぼれることでしょう。
色恋に鈍感な蘭丸とほたるの純愛……ゆっくりじっくり味わっていただきたい!
- Vita『下天の華 with 夢灯り 愛蔵版』
いかがでしたでしょうか。
今回は、中華、西洋、和物とそれぞれ世界観の違う歴史系乙女ゲームをピックアップいたしました。
激動の時代、あの偉人たちを助け、彼らのパートナーになれると考えるだけで、胸がおどりませんか?
彼らの大きな野望を手助けして、心の支えにもなれるんです!
そして、歴史が動いたその時に立ち会う、緊張感と感動…
ハラハラキュンキュン、有意義な時間が過ごせること、間違いなしです!!
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